フルタイム復帰後の実情 2

朝夕はすっかり半そでだと肌寒くなってきました。
前回はこちらから。
 
前回とは少し話がずれますが、、、
 

「最近同じクラスの〇〇くん、お迎えのときに見かけないね」

 
と娘に聞いたら、
 

「そうだよー、ママが新しいお仕事始めたからお迎え時間がちがうのよ」

 
と教えてもらいました。
 

いつものメンツ

去年大体いつも同じ時間にお迎えしているママをしばらくお見掛けしないな、と思ったら長期入院されていました。
病気じゃないならよかった、新しい仕事頑張っているのか!おお!
 
そうこうしているうちに、たまたま早めにお迎えにいくと久しぶりにばったり。
やはりお仕事をやめられて、今はちょっとだけお休みだそうです。
 
実は1年ほど前に
 

「会社の方向性と今の生活が合わなくて…やめようかどうか悩んでます」

 
と話を本人から聞いていたので気になっていましたが、やはりセンシティブな話。そこまで何でも話せるような仲良しというわけでもなく、お迎えの時に周りの目もあるし聞けず。その後を聞くのもはばかっていましたが…うーむ、辞めたのか。

ワーママの悩み

彼女曰く、制度として時短があり、今は時短のはずなのに、上司からはことあるごとに早く時短を打ち切ってフルタイムで残業してほしいと打診されて辛いという話でした。
残業も多く(時短の意味とは…)、お迎えはいつもぎりぎりで余裕がない。そのときは「うんうん」と聞くだけでしたが…
 
 
 

あれ?!今の私、あの時の彼女と同じ状況じゃん!!!

 と気づきました。遅いね、私…
 

 フルタイムって何だ?

フルタイム=残業すべき

 
これは状況によっては間違いではないと思うのですが、でも労働時間定められて働いているはず。フルタイム勤務と24時間フルコミットと混同されていて、

オカシイ、と感じてます。

私は年俸固定制で残業代はつかないのですが、上司はもちろんそんなことは承知の上で、
 

フルタイム社員は、余分に働くべき

 
というスタンスで常々面談時に話します。
余分にというのは、おそらく派遣社員やパートタイマーの方との比較です。(上司はいつもそれを引き合いに出すのが大好き)
今回辞めたママさんは、大手の日系企業と聞いていたので、もともとの制度はかなり整っているそうです。でも、実際は形だけ。

とはいえ、辞めるという決断は、やはり相当な覚悟が必要だったと思います。
 
もっと話が聞きたかったのですが、通院の時間が迫っており簡単な近況報告だけで聞けずじまいでした。

こんなんでやっていけるのか

娘と同じクラスなので、彼女の子どもも同じくもうすぐ小学生です。
この時期は、おそらく考えていることはママたちはほぼ同じではないでしょうか。

来年、環境が大きく変わる子どもを支え受け止めたい。と、同時に自分の仕事やってけるのか?

キャリアを止めたり、大幅に変更するのがダメとかではなく、キツイ決断を下さないと日常が回らない人が(自分を含めて)身近にいるのって、、、ねえ、どうなのよ。
 

彼女にも今度改めて時間もらって話聞いてみようと思います。(近所の公園デート、子連れだな)

 
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