さようなら、skmt

朝ニュースを付けたら、坂本龍一氏がなくなったというニュースがトップで出ていました。

ついに、亡くなったのか…

と朝からぼんやりしてしまいました。２０歳ごろがピークでしたが、私は坂本龍一の大ファンだったからです。

最近はほとんど音楽を聴いていませんが、当時はもちろん音楽大好き。坂本龍一やYMOのCDは全部持っていて、海外版も集めていました。海外版CDは、日本とデザインが違っていて楽しいので、海外(US・カナダ）に旅行で行ったときに買い集めたもので、それを自分で作ったホームページで公開して（当時はブログがまだなかった）楽しんでいました。そもそも、私がインターネットに興味を持って、そのあとエンジニアになったのも元といえば、

坂本龍一がホームページを作ったらしいから見てみたい

というきっかけがあったから。そこから大学の情報処理室のPCでホームページとは何ぞや、というのを知り、自宅でホームページを見たくてマッキントッシュを買い、インターネットに接続しました。自慢だけど、メールに返事(１行くらい）ももらったことがあるのです。友人からは「それ、代わりの人が書いたんだよ、坂本龍一が自分で書くわけないじゃん」と冷ややかに言われましたが、いいのいいの。コンサートにも行ったし、もちろん音楽は好きだし、彼のおかげで楽しかった。

すべてがskmt（坂本龍一が当時も持っていたサイト名）から。もし坂本龍一が農業にはまっていたら、私は今農家だったかもしれない。ある意味それも幸せそうですが…。skmtのおかげで今の自分の基盤があります。

子どもたちにも、

ナニコレ、楽しそう～

というレベルでよいので、好奇心旺盛に好きなほうに進んでほしいな。

skmt、ありがとう。音楽は聴き続けます。