こんにちは、ワーキングマザーのなおこです。
うちでは夫が日経新聞を取っています。紙です。そこにこんな記事がありました。
日本のエンジニアの給与は世界でも低水準
1位はアメリカ 11万ドル、2位はスイス、3位はイスラエル・・・
そして日本は…3万5千ドルくらい
ひどい…、アメリカの1/4ですか…。
私がITエンジニアというか、開発プログラマだったのは、25年ほど前。そのころはIT業界は始まったばかりということもありましたが、給与はソコソコでした。男女の給与差もなく、業界が若いので老害もいない(今は、残念ながらいる)。辞めた理由はただ一つ
仕事が忙しすぎて、体とメンタルを壊しそうになったから
日々深夜残業で締め切りに追われて、緊張する開発プロジェクトがずっと続いて、でも残業代はすべてもらえるし、休みがないから節約できた。ただ健康を損ねる可能性が大きすぎて、いや若干メンタルが崩壊しかけていて、自分でもこれはいかんと思って、25歳であっさりプログラマとして引退しました。それ以来、エンジニアはしたけど、プログラマはやっていません。
いやはや、むいてなかったね。
そんなスーパー大変なエンジニアの給与安すぎるやん!
と新聞記事を見て思わず突っ込みたくなったのです。
もちろん暇なエンジニアも、へっぽこエンジニアもいるけど、専門職ですよ。なんでこんなに低いの~。そりゃ、優秀なエンジニアは海外に人が出ていくよね…。そして日本には、日本語しかできないエンジニアが、ガラパゴス化したシステムを細々とメンテナンスしていくだけ…。
ちなみに私は当時、C言語やC++で開発をしてプログラムをかいていました。(今はキレイさっぱり忘れた)しかし、そのことを履歴書に正直に書くと
もう一度開発やりませんか
と声がかかります。どんだけ、人がいないの・・・。
無理!25歳の私が体力的に難しかったのに、48歳でできるわけない
といっても、エージェントもノルマがあるのか、かなりしつこくプッシュしてきます。どうしても仕事がなくて困ったらまたプログラマという手もあるけど、本当に最後の最後まで手を出してはいけない、と自分に言い聞かせています。
なぜなら、超ダメダメプログラマで、低スキルだったから。
最終プロジェクトで仕様通りのプログラムが作れなくて、それでメンタル崩壊しそうになったのです。数か月かけても思ったように動かない。一日中どうやったら動くかばかりを考えてたのですが、ダメでした。私のスキルにレベルがあってなかった、あれは。
ええ、私は割と他人作ったバグ(不具合)は上手につぶせるのですが…
というわけで、下手くそプログラマは、若者に迷惑かけてはいけないし、CやC++でメンテしかできないシステムは淘汰したほうがよいと思ってます。
もしプログラマになりたければ、英語を学んで、海外へ行こう~!私もそれなら考えるわ。11万ドルかぁ・・・。
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