自分の体の弱いところ、わかりますか?
私は呼吸器系があまり強くありません。これに気づいたのがかなり遅く、後悔というより
もっと早くメンテナンスしていれば
と思うことが増えてきました。
40歳手前から妊娠と出産でガタが来たのもあると思いますが、単なる老化もありますね。
若い頃 は
自分の身体を客観 的に理解しようとしてませんでした。
仕事と同じで、これができていれば、
- どういうときに体調崩しやすいか
- 気を付けないといけないことは何か
など、対策をとることが可能です。
まあ、
若いと体力でなんとかなる
ので、気にもしません。
マラソンが苦手だった私
小学生のとき毎年冬にマラソン練習がありました。毎朝校庭を何周か走ります。とにかく苦痛でした。
走ってると血の臭いがするんです
まじめだったので、遅いなりに必死でやってるんですが、とにかく呼吸が異様に苦しく感じます。そのうち、血の臭い。
運動全般が苦手だったので、サボっていると思われたくなくてもう必死でした。きっとみんな我慢して走ってるのかと。
当然マラソンは大嫌いでした。
原因が解ったのは、40年近くあと
去年あまりに咳が止まらない。産後の不調が続いていたのとあり、不安になって呼吸器外来を受診しました。
結果、肺炎ではないのですが、薬を変えたらかなりきいてそのあと徐々に回復しました。
そのときに言われたのですが、
小さい頃、肺を患ってますね。かなり小さいときかなー。これはきつかったね。
全く母からは聞いたこともなく、聞いてみても「心当たりないけど、とにかく0歳のときはよく発熱してた」とのことでした。
まあ、知ったところで今さらなのですが、おそらくこれが原因で、マラソンの呼吸困難が起きていたようです。心肺機能がまだ完全ではなかった状態で必死で長距離走る。
小学生の私に教えてあげたかった。走らなくてもいいし、遅くてもいい、と。
ちなみに今は定期的に走ったりしますが、大人だし、
競争ではないので
自分で走るペースを決め、体調悪いと走りません。もちろん血の味はしません。
実は母も
二年ほど前に母と散歩していて気づきました。
「お母さん、なんか歩き方おかしくない?」
なんと、母は小さい頃から少し足が曲がっているのだそう。いつも早足で歩いていた母。全く気づきませんでした。
でも同じく小さい頃、いつも転んでいてどうして?と思っていて、かなり大きくなって「他人と違う。」と気づいたのだそうです。
来年娘が小学生になります
運動はもしかしたら自分の身体を知るきっかけになるかもしれません。
でももしかしたら、苦手なことが単なるやる気の問題で済まされているかもしれない。苦手なことを克服も大事だけど、それだけではないもしれません。
身体のメンテナンスと合わせて、うまく伝えられたらなぁと思います。親ができることは限られてしまうのだけど、何らかのきっかけの欠片にでもなれば。
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