こんにちは、自由な生き方を模索中のワーキングマザーなおこです。
今転職活動しています。久しぶりの転職で、ある意味新鮮なのですが、やはり毎回思うのは新卒の就職活動って不毛だったなぁ…ということ。
全く未知の世界に、素人の学生ばかりが手探りでやっているからそりゃ、ひどい。当時はまだインターンやバイトで、そこをちゃんも詰められている学生など周りにいなくて、経験もなくて、アドバイザーもいなくて、
とにかく運とコネ次第
だったかな。
就職課みたいなところでは、OB/OG訪問をやりなさいとしかアドバイスされず、
何を聞けばいいのか、どうやってアポとるのかすら分かりませんでした…
今ならもっと納得できる就職活動があるのではと思います。
私は大学四年目の就職活動で、ずっと違和感しかなくて、まともに活動せずにずるずると来てしまい、最後に
とりあえず手に職を!
とプログラマになりました。
当時、バブルが崩壊し、就職氷河期が始まったばかりで
どこもしっくりくる業界がなく
消去法的に選んだのがIT業界でした。男女の給与格差がなく、まだ新しい業界であるので、もしかしたら、何かチャンスがあるかも、と。選んだことに後悔はなく、割りと自分にあっていると思います。
今街中で
こどものうちにプログラミング!
という広告を見るのですが、違和感しかないのです。
やはりそこは、
GAFAの影響なんでしょうね…
私の今いる会社でもエンジニアのほうが高給取りです。
IT業界にいるとわかると思うのですが、ほんのひとかけらの天才プログラマーを除いて、
プログラマーは肉体労働的な体力勝負の世界です。
入って一年目は訳がわからず、ほぼ仕事になず終わりました。日本の会社って新卒にはほとんど仕事させませんよね…ほとんどやることなくて、コピーばかり取らさせててウンザリ…
私も二年目になって
ヤバイところに来た、と感じました。
連日の残業と納期に追われてボロボロです。22歳ころの新卒の体力は本来すごいのに、
鬼の体力でも敵わない仕事の多さ
まだ入ってまもないひよっこですら、ストレスでやられそうなのに、責任があるプロジェクトリーダークラスになると
病んでるひとが多かったです
たぶん、変わってないでしょう…
こどもが、その業界を好きならともかく、あえてこどものうちからプログラミングしなくてもいいかと…
好きでもないことで消耗して一度身体や精神を壊してしまうと、なかなか戻らないのを目の当たりにしてきました。
若者はまじめなので一度はまると抜けるのも大変。
私も当時は今よりもずっと真面目でした。
この後10年同じ仕事をしたいか?
と自分に問うと
NO
と即答できたのですが、それでもなかなか辞める勇気がありませんでした。麻痺して慣れれば…なのかもしれませんが、慣れたくも麻痺したくもありませんでした。
そこから方向転換を模索して現在に至ります。
最後におまけですが、そのような中で唯一自由な雰囲気で働いていたのが中国人チームでした。
例えば、
- 時間になるとさっと仕事を中断し、食事をとり、すぐに戻る。
- できないこと、できることを明確に返事する
- 業務中に世間話はしない
- 時間なったら帰る
日本人がほとんどで、50名くらいの支社で中国人は3-4人くらいでしたか…とても目立ってました。
正直、あまりいい印象は持たれていないようでしたが
仕事ができるので何も言えない
というところだったようです。
これが私と中国との出会いでした。
今後も転職活動と絡めて、また記事にしてみます。
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