こんにちは、ワーキングマザーのなおこです。
祖父母は明治生まれ
私の両親とも、戦後生まれです。
私がこどものころ、
母がよく自分のこども時代の話を
してくれました。
日本昔話
の世界です。
水道はなく、井戸だし
暖房はいろり。
洗濯機もテレビも何もない。
そして、母の話のほとんどは
自分の父親の話でした。
私の祖父にあたります。
祖父の教え
祖父はいわゆる学問もない、
田舎の職人でした。
しかし、しっかりとした
ポリシーがあったそうです。
女の子は
親がしっかり
守らなければならない
と、常々言いきっていたそうです。
母がいわゆる思春期の頃。
家には家族用の野菜や米を作る
田畑があったそうです。
祖父が用事があって出掛けたときに、
祖母から畑仕事を頼まれた母。
しぶしぶ一人で
畑仕事をしていたら、
用事を済ませた祖父が
畑にいる母をみて大激怒。
普段、ほとんど怒らない祖父が
祖母を
叱り飛ばしたそうです。
年頃の娘を
一人で畑にやるとは何事か
と。
旅行にいくと、わかるのですが
田舎はほんとうに人がいません。
そんなところで
万が一襲われたら?
絶対、女の子がひとりで
畑仕事をしてはいけない。
今回何もなかったが
それをみた誰が次回、
狙ってくるかもしれない。
そこまで考えろ、と
祖父は祖母にいったそうです。
今も昔も
当時は今よりも情報はなかったはず。
それなのに、とてもシビアに
祖父は考えていたようです。
昨今のアフガニスタンのニュースをみて、
祖父の話を思い出しました。
自分ができることはなんだろう、
最近よく考えます。
まずはちゃんと知ることかな。
そしてそれを正しく伝えること。
考え続けます。
コメント