こんにちは、ワーキングマザーのなおこです。
先日母にブドウを送りました。母親は果物好き。特にリンゴが好きです。いつもリンゴを食べている印象がある。
一度一緒にパリに旅行に行ったとき、パリでもリンゴを買っていたので「たまにはほかのものを買ってもいいのに。リンゴなんて日本でも買えるでしょ。」と言ったら、
「私はリンゴが好きなの!世界中のリンゴの味見をしたいのよ」
と笑いながら言っていました。どれだけリンゴ好きなのよ~と呆れるくらい、旅行中もずっとリンゴを食べていました。そんな母がもう一つ特に好きなのがブドウの巨峰。
小さいころにも何か巨峰は特別という具合で買ってきてました。よほど好きなんだと思っていたのですが、先日理由が判明しました。
私が生まれたすぐ後に、義理の母である祖母が買ってきてくれて、「いちばん大変な時期だから、あなたは美味しいものを食べなさい」と買ってきてくれたのが巨峰。巨峰は、当時出始めでとても高かったのだそうです。今でいうところのシャインマスカットかな。もう50年近くも前の素敵なエピソードでした。夫も無関心で何もしてくれないとき、とてもとても嬉しかったのだとか。
その後、祖父母とは同居し、母は義理の両親の介護を自宅でしていました(当時今みたいなデイケアはなかった)。介護は大変すぎたそうですが、母は義理の母だけは、最期まで嫌いにはならなかったそうです。
産後の恨みも一生だけど、感謝も一生。
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