あこがれるのはこの人！

先日行ったキャンプでの続きです。

１１月の頭の連休にいったのですが、この連休前半は関東地方は雨天予報でした。朝は全然降ってなかったものの今回の宿泊はコテージのため、そのまま行くことにしました。よく考えたら、今年のキャンプはゴールデンウイーク以外は全部雨天でした。自前テントなら帰宅後に乾かしたりするのが大変ですが、レンタルテントやコテージだったら全然気にならなくなってきました。

ところが行ってみて分かったのですが、広いキャンプ場なのに、来ていたのはたった二組だけ、もう一組もファミリーでした。ほかはみんなキャンセルになったそうです。元々９割くらいテントサイトなので、ギリギリまでキャンセルを受け付けているのも理由みたいですが、そんなこともあるんですね。なお、もう一組はテント泊でした。

このテント泊の家族がものすごくて、かなり慣れたキャンパーファミリーでした。

子どもたちの年齢も近いようなのでもしかして仲良くなるかな、と期待していたのですが、あいにく子どもたちはお互いに警戒していて、交代で遊具で遊んだりするものの、最後まで微妙な距離を詰め切れずに、終わりました。あるあるよね。今回１泊だったのですが、もし２泊してたら仲良くなれたかもしれません。

このファミリーで面白かったのが、おばあちゃんがいたことです。

外国人ファミリーだとたまに高齢の方でファミリーキャンプに来ているのも見かけるのですが、日本人の高齢者がいたのは初めてだったのでびっくり。最初は無理やり連れてこられたのかな～くらいに思っていたのですが、炊事場で同じになったときに話を伺うと

かなり年期の入ったベテランキャンパーでした！

もうテキパキと作業をこなし、身体つきもしっかりしています。年齢は聞いてないのですが６０後半くらいじゃないかと思います。

前はね夫と一緒によくキャンプしていたんだけど、亡くなってしまったから、、、

とのことでしたが、子どもたちとよくキャンプにいっているようで、近場の良かったキャンプを色々教えてくれました。ただ

ごめん、キャンプ場の名前が全然出てこないわ、ええっとなんだっけ・・・

とオススメのキャンプ場の名前は全部不明（笑

うちの母は７０代ですが、バーベキューだけくらいなら来ますが、キャンプで宿泊も、となるとがぜん拒否ですよ。

子どものころは毎日キャンプしていたようなものだから、嫌よ

というのがその理由ですが、面倒くさいのがいちばんの理由だと思う。

キャビンで寝たら身体が痛くて

と私が言うと

あんたね、エアマット、放っておくと空気が入るの、知ってる？あれは便利よ、買いなさいね

とアドバイスしてくれました。うち、エアマットは１枚しかないのでいつも取り合いなのでそろそろ買います（素直）。というわけで、今回ばーちゃん（親しみを込めて）見ていると

高齢者のキャンプもありなんだな

とつくづく。ばーちゃん曰く、

若いもんは新しい道具買いたがるけどね。帰宅後に手入れするのは全部ばーちゃんよ、まったく

だそうで、それもまた楽しそうです。考えようによっては登山よりリスクも少ないし（高齢者の登山はそばでみていても、本当に危なっかしいときもあるので）、他人との程よいつながりが生まれていいんじゃないかな。

それに何よりもばーちゃんがイキイキとしてて、とてもまぶしかったです。

あー、私も年とったらこうなりたいな、と思いました。いつもはキャンプ場であまり話し込んだりしないのですが、今回は人が少ないのもあり、たまたま仲良くなりました。