春と秋、いつまでかな。

また母が遊びに来てくれています。いつの間にか春と秋の２回、うちに遊びに来ることがお決まりのパターンになりました。普段は比較的近くに住む妹に母の世話を丸投げ気味なので、たまには妹のガス抜きもかねて呼んでいます。

母も父も介護は不要で自分たちで生活していますが、やはり高齢者だし、だんだんと偏屈になっているのも事実で、そのしわ寄せは近くに住む妹にどうしてもいくんですよね。世話のメインは、愚痴を聞くです。高齢者のありとあらゆる愚痴を聞くだけでも、聞かされるほうは結構ストレスじゃないですか。

私も妹ほぼ

フーン・・・

とスルーしてますが、たまには反論したくなるような話も沢山ある。こっちの愚痴を話しても仕方ないのでなるべく聞き流す、に徹しています。これ、毎週末に疲れているときにやられるとやはりストレスたまります。何せ愚痴が全方向にあるので、聞いても聞いても終わらない。しかも、長生きしているだけありがたいと思う、で締める。そこまでワンセットで繰り返しです。聞きたくなくてもそこまで語らせないと話が終わらないんですよ…。

妹よ、いつもありがとう。妹も毎週様子を見にいっているわけではないそうですが、それでも大変だと思う。さらに年を重ねると、もっと大変な介護になってくると思うのですが、愚痴を聞くのも結構疲れるよね。

そして毎回毎回思うのですが、うちの家に来ても子供らと会ってしまうとそれからやることがない母。高齢者ならではなのかもしれませんが、とにかく母は

用事をしたくてたまらない（役に立ちたい）

ので何かすることないか、と常に聞いてきます。こっちはなるべくやらないように家事を減らして生活しています。いきなり母が来てもお願いする用事があるわけでもなく

やることないよ。好きなことしてて。

で終わり。ああ、不毛～。家事もやってくれますが、ロボット掃除機もあるし、庭もないので、実家ほどやることがないんですよ。（戸建てはやはり忙しいと思う）散歩するくらいでやることがなくてヒマを持て余しています。

親に助けてほしかった年齢のころ、親は仕事や介護で忙しく、親がヒマになって子どもを助けたいときには子どもは既に自立して勝手にやっている。

私も今はまとわりついてくる子供に「あっちいっててー、今用事している！」と毎日のように言っています。そのうち、母のようにやることない？と聞いても「何もないよ！あっちいってて」と言われる日が来るんだろうな～といつも切なくなります。子育てってなんだろうね。

というわけですが、しばらく母もいるので親孝行もかねて出かけたり、楽しもうと思います。母はあと何回来られるかな、来年は大丈夫かなと思うと少し胸が痛い。