こんにちは、ワーキングマザーのなおこです。
毎年正月は、義理の実家に挨拶かねて食事に行っています。夫のきょうだいや甥っ子たちも来るので、特に甥っ子たちはもう成人してしまってお正月くらいしか会えません。血のつながりはないのですが、やはり年1回でも会えると嬉しいです。
今年もいつものように行ったところ、なんとお節が購入したものになっていました。10人くらい食べるのでかなり奮発したそうで大きなお重が並んでいました。最初はわあっとみんな盛り上がりましたが、特にうちの子どもたちは警戒したのか、ほとんど手を付けず。大人も頑張って食べましたがそれでも3分の2くらい残ってしまいました。
買ったおせちだけだと申し訳ない
と義理の母がほかにも色々作ってくれていたからというのもあります。お肉だとか、お刺身のほか沢山にものも出てきました。正直、お節は要らないくらい。
なんだかお節作るのもしんどくなってきて…
と義母。義母はもう80歳です。よく考えたら80歳の人一人で用意しているんだもんね、そりゃ負担だ。義理の父は料理関係は一切手伝わず(できない)。
義母によると年末体調が悪く、自分ひとりでお節を用意できるか不安で、初めてお節を購入してみたのだそう。確かにお節づくりは見た目ほど楽な準備ではない。私も毎年年末に3日かけて分けて作るようになり、負担は減ったもののそれでも4人分。10人分だと単純に2.5倍作業ですからね。ちょっと大変だどころではない。
来年はもう少し小さいお節を買うかも
と話していましたが、まあ買ってくれてよかったと思います。本来なら高齢になった義理の母一人に準備を押し付けたりせず、うちや夫のきょうだいが用意してもいいのかなと思うのですが、よその家ですから勝手な意見は通らない。義理の母はそういうのを異様に嫌がります。台所で少しでも洗い物をしようとしたら断固拒否。触らないで~!というレベルです。特にすごくきれいな台所というわけでもない。過去にごはんの用意でもめたこともあり、喧嘩したくないのなら、本人がやりたいようにやらせるしかない。当時さらに高齢になっているから頑固さもUPしているし。
誰かが年末に料理を手伝いに行けば?というのも考えたのですが、片付けや事前準備の段階で会話できないくらいなので、料理を一緒にするとお互いもっとストレスたまって、ぎすぎすした年末になりそうなので即座に却下。なお、うちの実家では妹が手伝いに行っていますが、それでもお互い忙しいからか口論になると言ってました…実の親子でも無理だもんね。
というわけで、当面は毎年渡している年賀の金額を上げるか、料理の一部を持っていくかなど夫がもっと親やきょうだいと会話してもらうしかなさそうです。夫の家は、私の実家より仲はいいのですが、そういう事務的な話し合いは一切できないので、むずかしいかもしれない。でも今の状態は確かに良くない。家族の会話ってほんとうにムズカシイ。
ところで私のほうは、家族観の感情が薄めなのか、事務的な手続き系はするすると話が進みます。いいんだか、悪いんだか・・・。去年も実家の父より突然手紙が届き、
あなたの部屋にある古い家具を処分したいので、意見があれば連絡くれたし
みたいな書簡が来ました。ほんとうに用事しか書いてません。なんで手紙・・・?一応電話もあるんだけど、もしかして内容証明郵便だったのかもしれない。ただ連絡はできていますが、話し合いは…難しいよね。
というわけで、年末年始見え隠れする親の高齢化問題の片りんでした。まだまだこれから、本番よね・・・
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