母の夢が一つかなったそうです

こんにちは、ワーキングマザーのなおこです。

母が来るたびに

年を取ったな~

という気持ちになるのですが、今回は特に顕著に感じたし、母自身もそう言っていたので記録として書きます。

母自身はかなり毎日予定を入れて忙しくしています。74歳になるので、もう仕事はしていないし、持病があるのですが、毎週プールに通い、パッチワークサークルに通い、自治体が主催する料理教室に通い、となるべく人に会うように心がけているそうです。なお、母は父と同居していますが、父は筋金入りの変人なので、人間としてカウントされていません…。

母の老いを感じたのが、かなり聞こえにくくなったようです。

会話にはまだ困りませんが、食器を扱うときにガチャガチャと大きな音を立てるようになりました。母はとても早起きなので先に起きてきて、いつも食洗器で洗った食器を食器棚に戻してくれます。うちはキッチン横の和室で寝ているので、以前はその音が軽くしか聞こえなかったのですが、ちょっと気になるくらい、がっちゃんがっちゃんと食器がぶつかる音が鮮明に聞こえるようになったのです。普通にその音で目が覚めるくらい。元々、何事も丁寧に家事をする母なので、食器を粗末に扱っているわけではなく、重たい食器を持ちあげる握力が弱くなったのと、耳が遠いので食器の触れ合う音がちゃんと聞こえていないようです。

常に痛いところがあるようです。

以前から肺に持病があって、最近では糖尿病も分かり、薬は毎日飲んでいるのですが、さらに坐骨神経痛になったそうで痛み止めが欠かせないそうです。しかしそれを飲むと、痛みは取れるが頭がぼうっとするのがツライらしく、途中で飲むのをやめていました。母によると、痛みはなくなるがその分ただ眠くなるだけだそう。

ただ寝るために日々を過ごしたくない

ということで、帰宅したらまた薬を変えてもらうと言ってましたが…基本、歳をとると痛いところが増えるだけ、というのを聞いて切なくなってきました。高齢者といえば、湿布サブスクと揶揄されたり、私自身も整形外科や整骨院で年寄りばっかり並んでいるのを見ていると、ちょっと冷ややかに思ってましたが、いざ自分の親が痛がっているのを見ると、

湿布はって楽になるなら、どんどん貼ったらいい

と思うように。。。

滞在中はミシンを使って色々作ってくれたり(巾着袋や、修理が必要な服の手直しなどお願いしました)、仕事で遅くなる私に変わって食事を用意してくれたり、洗濯物をしまってくれたり、、、と相変わらず私を手伝ってくれましたが、一気に老化が進む母を見ると、まだまだ元気でこうして会いに来てくれることが奇跡なんだなと思うようになりました。

大げさではなく。

ちょっとしんみりしてしまいましたが、今回母は母で、一つ夢がかなったそうです。それはこれ

孫とお茶をする

娘が言い出したのですが、おばあちゃんとカフェでお茶をしたい、と。普段そういうことにあまりお金を使わない母にダメ元で提案してみたら、大喜びで行くと言い出しました。早速家から少し離れたカフェに三人で行って、お茶とケーキを頼み(田舎のお茶会はケーキが必須なのだ)、2時間ほどお茶をしました。帰りにショッピングモールで色々みて買い物。

友達から聞いて私もやってみたいと思っていた。孫が大きくなるのは早いもんね。

と嬉しそうでした。

半年後また遊びに来てくれるのか、母にも分からないそうですが、今回家にずっといる割にはとても楽しそうでした。普段私は自分の生活を優先してなかなか電話してないのですが、やはりまめに連絡することがいちばんの親孝行みたいでちょっと反省。また電話しようっと。

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