ググれない、親世代

今回帰省中に何か親のことを手伝おうかなと思っていました。しかし、大体メンテナンスが必要なところは親が前もって対応済みなんですよね。だから何もなさそうでした。ところがお風呂に入ったところ、シャワーの持ち手のところから、お湯がぽたぽたと大量に落ちていました。

実家は築40年ですが、すでに水回りはどこもリフォームしています。お風呂はリフォームしてもう15年くらいらしく、シャワーヘッドも若干お疲れでメッキ剥げ気味。シャワーヘッドから水漏れしているから交換したらと母にいうとシャワーヘッドの下のホース部分が水漏れして交換したばかりだとのこと。なぜシャワーヘッドも一緒に交換しなかったのかと聞くと、メーカー純正をオーダーしたら高すぎて、ホースのみ交換したとのことでした。

なぜ、メーカー純正にこだわるのか・・・

ホームセンターにお手頃なのがあるよといっても、使えるとは知らなかったとのことでした。じゃああれは誰が買うんだよ。しかもメーカー純正でも部品のみの送付となり、取り付けは有料で8000円になるため、取り付けは母が実施。器用な人ではあるんですけどね。うまく取り付けできなかったようです。ただ、今の部品を外して付け替えるだけなのですが。

今回の取り換えでホースとシャワーヘッドのパッキンの規格があってないようだったので（メーカー純正の意味とは）、どうせ古いのでパッキンを変えるよりシャワーヘッドを交換しようということになりました。近所のホームセンターに母と見に行き、気に入ったシャワーヘッドを選ばせて、交換したら水漏れも無事治りました。

親世代は知っているようで知らないことも多くて、それなのにネットで調べたり、聞いたりしないんですよね。テレビでは言わないしね…。しかし面白いことにこのシャワーヘッドが治った途端に母から「実は・・・・」と隠し持っていたトラブルが持ち掛けられました。どれも大したことはないのでネットでちょっと調べたらわかるようなことです。

このちょっと調べるというのが母世代には大変そうでした。母はスマホも使うし、Youtubeも見ているのに。調べることすら思いつきもしないよう。それならば「ちょっと子どもに聞く」ならできそうなんだけど、聞いてこないよね。。。迷惑かけるとか、怒られるとか、そっちの心配をしているんだろうか。

まずググれ

という言葉を母に送りたい・・・。いずれにせよ、今からこの手のこと、いやもっと面倒なことは沢山出てきそうです。