じゃあ絵を描こう

自粛期間中、平日はともかく土日にやることがなく困っていました。

いや、一人だと時間を持て余すことはないのですが、子どもらの相手どうすりゃいいのか。

習い事もお休みになるわ、公園は人であふれてて、買い物にも連れていけない(もともと連れて行かないけど、それでも)

そのときに特にお世話になったのが塗り絵です。

家には祖父母から送られてくる大量の塗り絵がたまっていましたので、私も一緒にこれをかたっぱしから塗っていくことにしました。

塗り絵、今は100均でもかわいいキャラものが買えるため、母からたまに送られてくる荷物の中に必ず入れてあります。

でも子どもってせいぜい縫っても2,3枚で飽きてそのあと放置だったりするんですよ。かといって、捨てさせてくれないし。

この頃は息子も殴り書きできるようになっているので、塗り絵を一人1冊、クレヨンを一人1セット(共有するとケンカするので)渡し、一緒に丁寧に2-3枚ほど塗っていく。だいたい30分くらいはなんとかなります。(親が横で丁寧に塗っているとなんとなく丁寧に塗っているっぽいです)

子どもたちとひたすらクレヨンと時間を消費してて、はたと気づいたのは

私、絵を描くのが好きだったってこと。

ストーリーを作っていつも小さな町を広告チラシの裏に描いていたのを覚えています。

でもそのうちだんだん描かなくなってきました。

じゃあ、カフェを描いてみようと子供たちに提案してテーブルや椅子を描いてカフェを描いて見せたら大喜び。

でも考えたら子どもたちはカフェに行ったことはないのですが(あれ?)

それから好きな形のおうちや庭を描いて、木を描いて花壇を足して。

自分の家を建てるわけでもないのに、壁の色を何色にしようか迷ったり庭に自転車はおく?とか。

用事でもなく、仕事でもなく、ましてや何の生産性もないかもしれませんが、やっていると何かちょっといつもと違うんですよ。自分の中で、何かをこじ開ける感覚がありました。

今だとゲームでもできますが、大量のプログラミングしないとできないことが、自分の頭と紙1枚でできるってお絵描きってすごいことだと気付いたのです。

そして、インプットがないと、アウトプットがでないのです。

紙を渡しても、自分の中にないかないとぱっとかけるわけではない。

でも書いているとだんだん何かが出てくる。要するにたまっていたみたいです、あとは出してあげるだけ。

まだ出し切ってないので、この後どうなるかわかりませんがちょっとしたいいきっかけを見つけたみたいでうれしいです。

ちょっと普段と違うことをするって、ハードル高そうだけど案外近くのところに転がっているのかもと思ったのでした。

自分の中のきっかけ、何か探し続けたいですね。

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