ルッキズム

なんだかもう最近怒鳴ってばかりであまりうまくいっていない息子との関係…
今回が初めてではないのですが、こういうとき必ず娘が優等生になります。
積極的に家事を手伝ってくれたり、愚図らなくなったり、弟と喧嘩になっても我慢する。
彼女は喧嘩したり争ったりするのを見るのが苦手なんだそうです。
争いごとが嫌いなところなど、性格は夫に似たのかもしれません。

夫似の娘

娘は顔も夫にそっくりでまさにコピーです。
なお、夫は母親似で、親戚一同顔が同じです。おお、遺伝子の強さよ…
一方、私は父親似で父方のおばたちによく似ています。
面長で細い目…最初に歴史の教科書で平安絵巻をみたときに

「おお、我ながらそっくり!」

と衝撃を受けたのを覚えています。残念ながら40過ぎたころから頬がこけてきて、今や平安美人の面影もないのですが、成人式の写真をみるとかなり似ています。
そんな平安な和顔でしたので、当然20代くらいまでは自分の顔をどうにかしたい気持ちが強かったです。

だって可愛いほうがちやほやされているし、無条件で目立つし。

髪を伸ばしてみたり、スカートをはいてみたり、メイクしたり、ヘアアイロンで巻いたり、染めたり、色々試しましたが、どれも長続きせず、すぐ飽きました。
そういえば、整形も考えたことがありましたが、
「二重は簡単にできるけど、あなたのまぶたはかなり厚めだから、プチ整形は無理。
 長さを出して自然にするために、目頭のところを少し切り開いて整えてあとは糸で止める。」

目頭を少し切り開く??

怖くて無理でした…

今はどう?

40歳で子どもを産んでから外観に時間もお金もかける余裕がなくなり、そこでやっと気づきました。

ルッキズム、くそくらえ

メイクも全く好きでなかったので今はすっぴんで、楽ちん。シミもしわもありますが、正直この年齢で一つもない方が気持ち悪い。
他人からの外見への評価を得るために、自分の時間を使うことが性格的にできないのだと知りました。(お金もね)
もちろんおしゃれが好きならやったらいいと思います。私の場合は

自分は興味ないんだ


と悟れたのは大きかったです。おばちゃんになって、よかったなぁ。

娘へ

娘は私から見たらとてもとても可愛い子なのですが、年ごろになったらきっといろいろ思うことがあると思います。

私の友だちが整形手術をした時

「もっと自分の好きな顔になりたくて」

というのを聞いて、

え?好きな顔とは?!

と混乱しました。彼女は一般的には美人だったからです。
まあ、本人が楽しそうならいいのですが、それで苦しんでたり、時間を無駄にするのはもったいない。
外見重視の風潮が少しでも減ってくれればなーと思わずにいられない。

私にもできること、あるかな。
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